二次元世界観測所

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【漫画感想】暗殺教室 第48話「実行の時間」

週刊少年ジャンプ2013年30号より。もちろんネタバレ注意。

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(2013/06/25)
松井 優征

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暗殺教室第5巻の表紙が公開。この顔一番好きだwww

今週の要点
・生徒を(一応)全員無事に救出することができたものの、イトナの襲撃により殺せんせー大ピンチ!
・殺せんせーはある程度の水なら粘液で防ぐことができる。
・イトナは触手の数を減らしてパワー、スピード、コントロール力を上昇。
・殺せんせーという不思議生物にも〝心臓〟が存在するらしい。ドラゴンボールのセルみたいな?
・寺坂、取り残された生徒の救出を決意!


本気を出す時が来た。
うむうむ、やはり暗殺教室はここ一番でしっかり王道展開を決めてくるね!まるで劇場版ジャイアンのようにきれいになった寺坂。その目はもう濁っていない。殺せんせーがプール爆破を寺坂の犯行だと微塵も考えていなかったのはかなり高ポイントだったね。

中途半端に勉強ができた、できてしまった寺坂のような人間は多い。井の中の蛙大海を知らず。調子に乗って進学校へ入るも本物には勝てないという現実を知り苦しめられ続ける。気が付けばクラスの落ちこぼれ。今まで王様気取りだった分、その屈辱は相当なものだったろう。

だがその現実を変える力は無い。誰かに助けを求める勇気も無い。人が絶望する出来事の一つは、こんな風に己の限界を悟った瞬間だと俺は思う。自分はみんなのようにはなれない。その無力感が人を間違った方向へ進ませる。アイデンティティが不安定な中学生なら尚更。

誰かが死んでいたかもしれない事態を引き起こしてしまった寺坂の贖罪。
その行動はクラスメイトの心に届くのか。 カルマの作戦は嫌な予感しかしないね!


今週の名言
『流されたのは皆じゃなくて自分じゃん』