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【漫画感想】暗殺教室 第136話「過去の時間・3時間目」

週刊少年ジャンプ2015年21号より。もちろんネタバレ注意。 

自力本願レボリューション

自力本願レボリューション

  • アーティスト: 3年E組うた担(渚&茅野&業&磯貝&前原)
  • 出版社/メーカー: エイベックス・ピクチャーズ
  • 発売日: 2015/05/27
  • メディア: CD
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不穏な平穏。二人の間の不思議な時間。

ハードなスケジュールにもかかわらず、毎日を元気に過ごす雪村せんせー。
実験の合間に彼女を手伝う死神。テスト問題って作るほうも必死よね。

何度も会話を重ねるうちに、二人は打ち解けていった。
きっと死神は、雪村せんせーみたいなタイプの人間と会ったことが無かったのだろう。喋っているだけで何となく楽しい気分になれて、元気をくれる存在。化物と一般人という構図は完全にネウロと弥子だね。イイヨイイヨ~

ありとあらゆるスキルを持っていた死神は、自分の教育に足りないものが分からなかった。見抜いたのは雪村せんせー。“弟子”は自分を見てほしかっただけじゃないか、と。あー、死神は弟子のことを自分の手足程度にしか思ってなかったな。その指摘は適格だ。まぁ自分と違い過ぎる人間を見る―認めるってなかなかできないよね。師匠と弟子の間に、もうちょっと“愛”というか“絆”のようなものがあれば裏切られなかったかもしれない。

死神は自分を真っ直ぐに見てくれる雪村せんせーとの日々を嬉しく思うようになった。
生まれてからずっと孤独だった彼の心に暖かな日差しが差す。
人間らしさを手に入れた死神。しかしその身体は人間から離れてゆく。

既に泣きそうです。