【漫画感想】暗殺教室 第134話「過去の時間」
週刊少年ジャンプ2015年19号より。もちろんネタバレ注意。
“死神”と呼ばれた男。イッケメェェェェン!!
今週は待ちに待った過去編!
言いたいことがいっぱいあるので分けて語るよ!
死神について
うわぁー黒髪イケメンだ!彼の微笑みは確かに殺せんせーっぽい。
人間離れした能力を持った殺し屋、死神。どんな依頼でもこなす伝説の存在。
語られた彼の超人っぷりを見てると、殺せんせー化してからのはっちゃげた言動のいくつかは生徒に好かれるための演技だったようにも感じてしまうな・・・。
しかし死神は弟子の裏切りによってとうとう拘束され、謎の施設にて人体実験のモルモットになってしまった。普通じゃない人間を利用した実験ねぇ、何か亜人を思い出すなー。(知ってる人います?)
そこで死神は、とある女性と出会う―
偽死神(二代目)について
ビッチ先生に語った嘘の経歴は死神の受け売りだったのかよ!それと偽死神強襲編で彼が見せた大量の殺しの技術、どこでどうやって学んだんだよとはちょっと思っていたが、まさか死神直伝だったとはね。101話にあった“万を超える死神の技術を思い出そう”ってモノローグの意味はそーゆーことか・・・。
死神を裏切ったのは自分がNo.1になりたかったから。うーん、実に小物。
柳沢(シロ)について
あーこれはマッドサイエンティストの顔ですわ(確信)
彼が触手兵器の生みの親か。周りからは主任と呼ばれていた模様。
“完璧な教師”とは
今回の話で死神と理事長は似ていて、似た失敗をしているな、と思った。それは“自分の教え子が理想通りにはならなかった”ということ。死神は弟子に裏切られ、理事長は生徒が自殺。どちらも悲惨。
この二人の教育者が似てるのは、その完璧さ。一度も失敗、挫折をしたことが無さそうな部分。故に、教え子の“普通の人間らしい行動”が予想できなかったのかも。
理事長がもう二度と同じ失敗をしないよう考えた結果が、“強い”人間を作るための学校制度。一方、死神が殺せんせーになってから目指したのは・・・“愛される先生”かな?そうなれれば裏切られることは無いだろうし。
教育に必要なものは何か、というテーマはとても深い・・・。
まとめ
悲惨な結末を知っているだけに読むのがつらい。
運命は、動き出す―